●住宅 断熱効果の義務づけ検討
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、電力不足が懸念されるなかで、家庭でのエネルギー消費を減らすため、経済産業省は、住宅の窓や浴槽といった建材や設備に一定の断熱効果を義務づける方向で、省エネ法を見直す検討に入りました。
住宅の省エネを巡っては、国が一定の基準を守るよう推奨してきましたが、新築住宅での達成率は、平成21年は26%、平成22年は39%で、「住宅エコポイント制度」による一時的な効果はあったものの、低い水準にとどまっているのが現状です。
こうした状況を受けて、経済産業省は、省エネ対策を議論する審議会で、住宅関連メーカーに対し、窓や浴槽、断熱材などの建材や設備に一定の断熱効果を達成することを義務づける方向で、今の省エネ法を見直す検討に入りました。
具体的には、「トップランナー基準」と呼ばれる、同じ種類の製品の中で最も省エネ性能が優れた製品に追いつくことを、義務づけることが検討されています。経済産業省は、建材などの断熱効果が向上すれば、住宅の新築時だけでなく、リフォームの際にも省エネ性能が高まることが期待できるとしており、早ければことしの通常国会にも省エネ法の改正案を提出したいとしています。
以上、今日の業界ニュースのご紹介です。
が
皆様どうでしょう??
原発事故、そしてそれに伴う電力不足
そんなことを受け、時代は着実に省エネの方向へ向かっていっている
そんなことを指し示す記事ではないでしょうか?
記事を読むと
「次世代省エネ」だとか「トップランナー基準」だとか
皆様にはあまりご縁のない言葉が出てきます。
これをきっちり説明しようと思ったら勉強会を開いた方が良いような事になりますが
簡単に言ってしまえば
次世代省エネは
この地域においては、Q値が2.7を下回る水準の住宅。
(奥津、とか上斎原など寒い地域は2.4という数字)
Q値とは、熱がどれくらい逃げていくか、という数字
だから、当然数値が小さいほど熱が逃げていきにくい家、ってことになるわけ。
車で言えば、馬力が○○馬力で、最高速が・・・みたいな数字。
この場でこれ以上言っても難しくなるばかりで、数学の勉強みたいになってきますから
これ以上の事は避けますが
住宅展示場などに行って「Q値ってなんですか?」とか聞いてみて応えられなければその会社、もしくはその営業マンにはそれ以上省エネのことを聞いても無駄でしょう。
トップランナー基準とは
さきほどの次世代省エネ基準はクリアしていて、それにうプラスして
エアコンや冷蔵庫などの機器も国の省エネ基準をクリアしているものを使うこと
というのが要件。
ま、2つ合わされば、そうでない住宅に比べ、10~20%くらいの省エネは達成できる
という計算かな!?
普段から、家を建てるなら省エネの住宅!!
って言っている私にとっては、このことは大変良いことだと思います。
でも
この断熱性能って、Q値がどうの、C値(隙間の大きさの値)がどうのって言ってみたって
実際には体験してみるのが一番!!
先日もうちの現場に来たある建材屋の人が
「どうしてこの家はこんなに暖かいんですか? うちは古屋だけど人が住んでいて、これよりずっと寒いんだけど・・」
なんて言ってました。
また真夏の賢学会では、夕方ロフトに入ったひとが
「なんでこの時間で暑くなっていないんですか??」 と
そう
断熱をしっかり行うことにより
皆様からこんなありがたいお言葉を頂けている、って本当に嬉しい。
結果的に、それが省エネにもつながっている
これもまた、嬉しいこと。
ちなみに
うちの家はQ値2.0を切ったあたりを目指している。
でも
それもそれですが、そんなことより大切なのは、先ほどの言葉のような実感
どう造り込んでいくか。
ど工夫して創っていくか。
結果的に、どう喜んでいただけるか
そんなところとっても大切です。