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2012年01月17日

●1.17

今日は1月17日

ニュースでは、あの日のこと、追悼の様子が流れています。


被災された方の多くは
この日を境に人生が大きく変わってしまった人々が沢山います。

でもそれは
被災された方だけではありません。

阪神淡路大震災という未曾有の地震を期に
考え方が変わり、価値観が変わり、人生そのものも大きく変わった
そんな人もいると思います。



実は
私もそんな一人ですから。


平成7年 そのころ私はまだ製材所、材木やをしていました。

そのころはまだ売り上げも順調で、もう少し生産自体をあげることも考えなければいけないかな
というような状況。

ところが

この事件で事態は急変!!

今まで順調に売り上げていたものが突然ほとんど売れなくなってしましまいた。


それもそのはず
多くの民家が倒壊した、という事実

これを「在来工法で建てる民家は危険!!]
と宣伝を始めた奴らがいたからです。

奴らは、その豊富な資金力にものを言わせて、あらゆるメディアを使って
「木造住宅は危険、ハウスメーカーの家はほとんど損傷を受けなかった。」
ということを大々的に宣伝。

本当に、あの日を境に木は売れなくなりました。


この辺のところは
「なぜ建築屋になったの?」の下りで書いていますが
その後のことは思い出したくもない事が沢山。

結局
私は、これを機に材木やから建築屋になろう!
と決意した大きなきっかけになった

これだけは間違いのないことです。


でも
今で今では本当に良かった、と思っています。

阪神大震災自体は悲しむべき事だし、そんなことを良かったなんて表現したらバチが当たるかもしれませんが、

あれがなかったら・・・・・
今どうしていたでしょう??

商売だから
という理由で、いやいやでも材木やでいたでしょうか??
それとも
遅ればせながらでも建築屋になっていたでしょうか??


いずれにしても
私は建築やになって良かった。

材木屋では味わえない喜びを感じられるこの仕事。

誰かのために一生懸命家を創って、共に話し合って、喜びを分かち合って
そうして、その絆を保っていく

本当にありがたい事です。

材木や、という一下請けでは味わえない喜びがここにはあります。


1.17 
この日を迎えるたび、こんな事を考え、原点を見つめる
特別な日です。

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