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2011年09月16日

●耐力壁

IMGP6852.jpg

MK邸
話は前後しますが、外部には体力壁を施工しました。

断熱材をするよりもこれの方が実は先。


耐力壁????

そう、これは地震力に対抗するための壁

ちょっと勉強されている方なら聞いた事があるとおもいます
「筋交い」ってやつ
それと同等の働きをするもの

それが耐力壁。


話はちょっと横道にそれますが

この筋交いってやつ
今では当たり前のように語れれますが、
実は・・・・

戦前までの日本家屋にはなかったものなんです。

戦前までは
貫工法っていって

柱と柱を繋ぐように、横にわたっていた木が何本もあったんです。
それが「貫(ぬき)」っていうもの

でも、この工法
ちょっとだけ手間がかかる。

だから、戦後焼け野原になって、どんどん家を造らなければならなくなった時代
貫に替わるものとして登場したのが筋交いってやつ。


貫のあった時代
家は多少は揺れるが「総持ち」といって家全体で地震力を受け止めていました。

ところが
この筋交いってやつが登場してからは、耐力壁という考え方が出てきて
家は、柱という軸で支えるのではなく、面として強度を持たす
という考え方に替わりました。

そして
時代は、実際の建物を作ってそれを実際の地震のように揺らしてみて実験する、という
考え方に変わりました。

それが兵庫県三木市にあるEディフェンスというものなんですが、それによって分かった事が多々あります。

それをここで全てご説明することはできませんが
その一つが、筋交いのみでは、実際の実験でははずれやすい
ということなんです。

かといって
耐力面材がやみくもに強い
って訳ではないのですが
tairoku.jpg
点でささえる筋交いに比べ、面で支える耐力面材はバランス良く力を分散できる
これは言えることだと思います。

くわえて
耐力面材を使った場合は、窓などがある壁も“準耐力壁”としてカウントされるため
その効果はよりはっきりしてきます。
(筋交いではそれはない)

だから
弊社では、耐力壁として面材を貼っています。

それが、写真のダイライトって壁


このダイライト
実は、地震力だけではなく、

面材のくせに、湿気も良く通す(構造用合板に比べ約4倍くらい湿気を通す)
シロアリにも強い
ってメリットもあるんです。

ダイライトって構造用合板に比べ確かに高い!

でも
いろんなことを考えると
えらぶ理由ってあるんです。



詳しい事を知ってらっしゃる方には、この説明はすごく物足りないかもしれません。

ただ
詳しく書き出すとすごく長くなるので
必要最低限の説明にさせていただきました。

ご容赦ください。

詳しいこと知りたい方
聞いてください。

個別に語り合いましょう。

ただし、長くなるかも(笑)


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