●お引き渡し
今日はS様の引っ越しの日。
そう、S様に取っては念願の、待ちに待った入居の日
自分たち、ご自身で一生懸命手をかけて創り上げてきた我が家
ご入居の感慨は普通でも大きいのに、さらに一入(ひとしお)ではないでしょうか。
そして
今日はお引き渡しの日。
お引き渡しの日
それは、お客様にとって一番晴れやかな日。
もちろん、私たちにとってもそれは同じこと。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
でも
やっぱり私たちにとっては、一抹の寂しさも感じてしまう日。
着工前から毎日のように通って、毎日のように現場を見て
S様ともお話しをして、手をいっぱいかけて・・・・・・・
それも今日を限りにしなくなります。
手をかけた子どもを外へ出すようで・・・・・
やっぱりそこは、ちょっとだけ寂しい・・・
でも、でも
本当に、本当に喜んでくれているS様
それをみると、私たちも本当に嬉しい。
これからはS様が本当に慈しんで、住んでくれることだろう
本当にそう思う。
この家が“しあわせの入れ物”なってくれたら、
わたしたちにとってもそれぐらい幸せなことはない。
おめでとうございます。
この家をかわいがってやってください。
いつもお引き渡しの日は、こんな感慨を抱いてしまう。
寂しい、なんて失礼なことを言って申しわけありません。