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2010年05月24日

●長期優良住宅よりエコポイントの方がお得????

先日、ある職人さんが現場を覗いてくれ、こんなことを聞いてきました。

「しゃちょーのとかー、長期優良住宅ゆーのーしょーんじゃろ!?
よそで聞いーたんじゃけど、それよりエコポイントのほうが得じゃ言ーんじゃけどほんまかな?」

私「・・・・・・?????」

それだけではよく分からないんで、詳しく話を聞いてみると
どうも、地域の大きなFC系会社がそんなことを言って回っているらしい。

「はーん、なるほど。」

彼らがそう言ってまわるには訳があるんです。


ここでの話は、補助金のお話し。

現在緊急経済対策として、長期優良住宅にも補助金が出るし
もちろんエコポイントにもでる。

長期優良住宅に出るのは「木の家整備促進事業」として120万円なり。
対してエコポイントは、最大30万円。

どう見ても長期優良住宅の方が金額的にはお徳。
なのに、彼らはなぜ冒頭のようなことを言うのか?

それにはこんな訳があるんです。


長期優良住宅は、申請がとにかく複雑。
それをクリアするためには、大変な量の設計図書と、申請資料が必要

プラスして

実際に、耐震等級レベル2以上、次世代省エネレベルクリア・・・・
など課題をクリアしていかなければならない。

そうすると
それらに費用が食われてしまって、たとえ100万もらっても、残るものがない
それどころか、それ以上に食われてしまう可能性すらある

それに対して、エコポイントなら、申請料はほとんどかからない

だからエコポイントの方がお得、
という理屈。   だそうだ・・・・・・・・・


ふーん・・・・
理屈もあるものだ。

もしかすると、もしかすると、そんな工務店もあるのかもしれません。

でも、でも
決してそんなことはありません。

確かに申請は大変。
弊社でも、それには頭を痛めている部分も大いにあるのは事実
でも
次世代省エネなんて、昔からやっているし、耐震等級レベル2以上、常識でしょ
って感じ。

だから、多少費用はかかりますが、100万からのおつりが、エコポイントよりもずっと多い

これ事実。


ではなぜ、彼らはそんなことを言って回っているのか?

「木の家整備促進事業」の内容をしっかり読んだ人なら分かりますよね。

そう、補助金の対象会社の項目

・年間住宅供給戸数、50棟以下の工務店に対して、1社あたり5棟分の補助金を支給

と書いてあります。

だから
彼らのような大きな会社は、その恩恵を受けられない!

加えて言うと
だから、大手ハウスメーカーも、長期優良住宅のことを一生懸命に宣伝しないんです。


建築会社って、それそれ自分のところで建てて欲しい
だから、自分のところに不利な情報は、言わないか、ねじ曲げて伝えてしまう・・・
残念ながら、そんなことがままあるんです。

賢い消費者になって正確な情報をつかむこと
これも大切なことですね。(^_^)v

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