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2010年04月15日

●中を塗装するということ

先日ご報告したとおり、S邸は今本格的DIYへ向かってばく進中。

DIYといえば、最近では自分で壁を塗る
こればっかりがクローズアップされがちなんですが
これだけじゃあないんですよ。

といっても
先回Mさまのように、キッチンまで手作り
なんて気張った話ではないんです。

もうひとうの一般的なDIY
それは、塗装。

そうよく言うペンキ塗り????


今の住宅
考えてみれば、内装で塗装をすることってほとんどなくなりました。

なぜって??

今の家のほとんどは、窓の枠も、ドアの枠もみーーんな
「木質系建材」と呼ばれる木のように見えるもので作られたものを使うから。

「木質系建材」とは
硬質の段ボールのようなもの、またはチップかすのようなもの
そんなものを心材にして、表面に0.1㎜程度の突き板(本物の木をスライスしたもの)
を貼りつけて、本物の木のように見せたもの。

これを使うと、もうすでにきれいに仕上がっているので、塗装の必要全くなし。
ツルツル、ピカピカ。



そんな便利な建材
ほとんどの会社が便利で職人の手間がかからない、しかもきれいという理由で使ってる。

でも、はっきり言って私はあまり好きでない。
というか、嫌い!

だって
本物の木だったら、年と共に色が変化して、
しばらくして行くとホント良い色になっていくのが分かる。

そう、本物は“美しく汚れていく”
こういう言い方は変かもしれませんが、そうなんです。

対して建材は、年を経ても、妙にピカピカ。
薄汚れてくる、っていうんでしょうか?
だんだん情けなくなってくる。

家も人も年と共に貫禄が出てきて
年と共に見合った美しさを醸し出さなくては!!

年を取っているのに、頭だけ妙に黒々してたりしたら・・・・
変でしょ!


ただし、この話
木が“反ったり”、“曲がったり” “ひねったり”
することを少しは許容できる人でないとちょっときびしい。

何でも、木は自然素材だから最高!
なんて言っていてはダメ。

自然素材だから、先のようなことが起こるし、
逆にそういったことが起こると言うことは“木が息をしてる”ということ。

これを、是非とも解っていて欲しい!!


ちなみに
建材が反ったり曲がったりしにくい理由
それは
呼吸しないように科学糊でがちがちにしてあるから。




実は今日は別の話をしようと思っていたのですが
全然違う方へ行ってしまいました。

でも、このお話も大切。

で、書いたついでに新建材のもう一つの真実


なぜみんな新建材を使うのか?

呼吸する素材を使うと
さっき言ったように、「動く」から、それがひいてはクレームになる

だから、動かないものを使う。

これは、はっきり言って会社側だけの都合。

クレームになるのがいやだから、科学糊だらけだろうがなんだろうが使う
そこにははっきり言って「お客様の姿」はない。

F☆☆☆☆だから絶対に大丈夫


なんでしょうか?????


またまた長くなってしまいました
反省です。

コメント

志水さんや田中さん達と協働した家づくりをしてきて,家は子供のようなものだと思うようになりました。子供の成長に合わせて,そのときそのときに合わせて,こちらが対応していくしかない。あまり自分勝手に,思い通りにしようとすると,実はうまくいっていなかったりする,そんな気がします。
曲った状態や傷ついた状態の美しさを認めて,長い目でみてやる,あまり無理をしない。最近,特に,それが自然な生き方なのかなあと思い,自分にも言い聞かせたりします。by M

お引き渡しが済んで、住み始めると、子どもたちがあちらこちらキズをつけて回ります。
決してわざとではないんですが、親御さんはそれを見るたびに「どうしてこんなに傷つけるの!」と叱るのですが、そのうちには半ばあきらめの状態になります。
そうなると不思議と“このキズもこの家の歴史なんだ”と思えるそうです。
木にはそんなことを許容してくれる力があるのかもしれません。

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