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2010年02月17日

●コンクリート打設2

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最近、ほんと天気わるいですねーー。

そんな天気のあいまをぬうようにS邸の立ち上がりコンクリートを打設しました。

そう、今回も流し込むのではなくって、“打設”したっていう仕事。

何が違うのでしょうか?



baibu.JPG
右の写真を見てください。

奥の人がポンプ車で生コンを型枠の中に入れている人。

そして
手前の岡さんが生コンの中につっこんでいるのが“バイブレーター”というもの。



何でバイブレーターをつっこんでいるかというと
生コンというのは、通常はドロドロの状態で、そのままではしっかり隙間まで入っていかない。

しっかり詰めようと思えば方法は2つ。

一つは生コンに水をもっと入れて、ドロドロからさらさらにして入れるとしっかり詰まる。

が!!!
これはいわゆる“しゃぶコン”という、コンクリートの強度を落とす絶対にやってはいけない行為
なので、これは問題外。

もう一つは
振動を与えることによって流動性をよくする
これがこのバイブレーターの役割なんですが、これは奥様がドロドロのものをミキサーにかけることに似てますね。



awa.JPG

こうしてコンクリートを打設する、という行為はどこの会社でも当たり前にやっていること。

でも
打設するからにはこれで終わってはいけない。


それを行っているのが最初の写真。

動画ではないので分かりにくいのですが、木槌を持って型枠をたたいているんです。

それも、最初から最後までずーーーーーーと。

コン、コン、コン・・・・・
ずっと音が鳴り響いています。

すると何が起こるのか?

それが右の写真。

解りますか??

泡みたいなものが出て来てるでしょ。

これは、みたいなじゃなくて、れっきとした泡なんです。

現場ではこれを「生コンのげっぷ」と呼んでいますが、これが出なくちゃ話にならない。



これってどういうことかというと
バイブレーターを入れただけでは出きれなかった空気が出てきたもの。

空気が沢山入っているコンクリート = すかすかのコンクリート
あまり入っていないもの       = しっかり詰まったコンクリート


「すかすか」という表現は言い過ぎの感はありますが
簡単にわかりやすく言うとこういう事なんです。


世の中、
「そこまでやらんでもえーんじゃねえん?」
というひとが沢山いますし、私も岡さんもそんな言葉をよく聞きますが
それってどうなんでしょうか?

皆さんはどう思います。

専門的な難しいことは解らなくても
しっかり詰まったコンクリートとそうでない(すかすか)のコンクリート
自分の家にしてもらうなら、どっちがいいですか?





文脈の関係から書かなかったのですが

続きは
この後生コンの水が引いた後、しっかりと上からコテ押さえをして完了。

これが、生コンを打設する、っていうこと。

そして
時期にもよりますが、このままの状態で型枠をはずさず置いておくのも大切なこと。

これは、極端な話ですが、お酒を熟成させるのと同じ行為。

こうして、いいコンクリートを造っていく。
これが大切。



今度はいつか、いいコンクリートをそうではないもの
見比べてもらいますね。

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