●丁寧な仕事
M邸の基礎工事、ぼちぼち進んでいます。
右の写真
何を撮ってあるか分かりますか?
これは業界で言う“捨てコン”というもの。
捨てコンっていうのは、丁張り(これが現場の物差し)をかけて堀方をしたあと、そこに「とりあえず打つコンクリート」のこと。
何でそんなことをするって?
丁張りで出した墨を地面に写して、そこに型枠(コンクリートを受けるための枠)を設置するためなんです。
ほら、墨を打ったあとが残ってるでしょ。
実は、この捨てコンっていうやつ
その言葉の通り、直接基礎本体には関係のない「墨を出して、型枠を設置する」
それだけのためのコンクリート。
だから、よくやるのは“ざっと流し込む”
そんな言葉がぴったりで、上記の仕事ができさえすればいい
そういった仕事になりがち。
というか
一般的にはそれで充分な仕事、それが捨てコン。
もう一度写真を見てください。
きっとプロの方でも、これを見てぱっと「捨てコン」と思う人は少ないのでは・・・
と思うほど、きちんと“押さえて”まるで仕上げのコンクリートであるかのようにしてある。
この工事をした人
それが『岡左官』さん。
以前、「仕事は自分を映す鑑(かがみ)」でもご紹介したのですが
やることが徹底している。
「下から、下からえーことをしとかんと、上がえーぐらいになるわけないけんな。」
とにっこり。
現在、鉄筋を配筋中。
出来上がりが楽しみです。