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2009年09月27日

●大工のきざみ

kizami.JPG

ブログアップ、久しぶりになってしまいました。
このところ、やることが多くて、しかもここのところ矢掛通い。

でも、おかげでいい車庫ができました。
今のところ、9分くらいなんですが、「やっぱり木の車庫はいいなー」
なんて、自己満足でやってます。

で、この車庫。
大工の前やんが一生懸命手刻みでやってくれたものなんです。

いま、木造住宅を建てるとき、主流になっている
というか、限りなく100%に近い数字で「プレカット」が行われている。

「プレカット」
ご存じの方は、あああれ、とわかっているんですすが
工場に持って行って、全て機械が加工するやり方。
しかも
それをするのは大工さんではなくて、その工場の工員さん。

100分の1㎜くらいの精度で加工できる
というのがプレカットの“うり”なんですが
いまや、これで加工するのが普通。



hozo.JPG
このプレカット
精度は素晴らしいのですが、画一的で、できる加工が限られているのが欠点。


でも、その中でもひたすら大工さんの加工に近いものをする工場もあって
弊社ではそんな工場で加工してきたんですが
やっぱり、本物の大工さんが
知恵をだして、技をだしてやる加工はひと味違う。



今回、柱は全て“こみ栓”止め。

梁と梁とのつなぎは、“追っかけつぎ”なんですが
大工さん独特の工夫がしてある。

これも最後は、“こみせん”と“しゃち”でとめつける。

なんだか
専門用語で煙りにまいているような話ですが
ちょっと分かった人だったら、
「それだったら、がっちり止まってええなー!!」
とうなっていただけるもの。

前やん、がんばってくれました。

住宅とちがって、地震に耐えるための耐力壁というものがなく
ほぼ、骨組みだけで建てなくてはいけない車庫だからこそ
こういう組み方も必要なんですね。




余談ですが
今度のM邸、
長期優良住宅でやることに加え、ここでも大工の技を発揮してもらおうと思っています。

やっぱ
もくぞう、手刻み、国産材
いいですよね。

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