●配筋のお話
先日JIOさんの検査の時の話。
覚えられていますか?
とってもアンビリーバボーなお話のことですよ。
今回はそのお話をしますね。
住宅の基礎をするときににコンクリートで造るのは当たり前の話。
そのコンクリートの中には鉄筋が組まれている、っていう話になると
一般的にちょっと理解が怪しくなるみたいです。
ま、こんな感じで組まれるわけですが、この鉄筋、長さがだいたい4m。
この長さが既製品の長さ。
この長さを超えるときには、ま、ほとんどの場合超えるんですが、鉄筋同士をつなぎ合わせなければなりません。
このとき、何でも良いからつなぎ合わせるのではなく、ちゃんと決まりがあるんです。
その決まりは「40d」といって、その鉄筋の太さ×40。
13㎜の場合だと、 13×40=520
つまりつなぎ合わせの長さは、この場合だと520㎜定着がいりますよ、ってことなんです。
こんなのは常識の範囲である!はずなんですが、ここら辺がどうも怪しい!!
今回のアンビリーバボーな話は実はこの話。
検査員がある現場へ行くと、鉄筋が組まれているのですが、定着がほとんど取られていない。
「きちんと定着を取ってもらわないと検査が不合格になりますよ。」
と注意したら、耳を疑うような言葉が。
「あのー、定着ってなんですか?」
一瞬唖然としたそうですが、気を取り直して上の話をしました。
するとまた信じられない言葉が。
「つながっていれば良いじゃあないですか?なんでそんなことまでしなきゃあいけないんですか?」
その後延々1時間そのわけを話した(講義した)そうです。
その業者はその後も色々と問題があったらしく、
「これ以上問題が起こると即不合格にしますよ!!」
と強く言うと、その後はJIOさんでの取り扱いがなくなったとか。

上の表が鉄筋を繋ぐときの決まり事の一部なんですが、
実は私も他社の鉄筋組を見たとき、実に細かく組んであるんですが、定着がきちんと取れていない
そんな現場を見たことがあります。
皆様はわかりますよね。
つなぎ部分というのは必然的に弱くなる。
だから、強さに応じて繋ぐ(定着)長さが決められている。
そういうことなんです。
こういった話が出ること自体、間違ったことなんですが、
きちんとして当たり前!
それを基本にしていきたいものです。