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2008年10月06日

●Y邸の床

yuka.JPG

Y邸ですが、外部はモルタルを塗ってまたまた色が変わりました。
しばらくこの状態で養生(何もせずおいておく)です。

大工さんも、外部仕事は終わったので、もっぱら中の仕事です。
ただいまの仕事、床張り。

貼っているのは杉の無垢材。

なかなか良いでしょ。
この杉の床材、厚みが30ミリもあるんですよ。

そんなに厚い床材が必要なの? って声が聞こえてきそうですね。
でもね、杉の場合はこれくらいの厚みがちょうど良い。

なぜかというと、
杉の柔らかい、とても足に優しい感触、
あれを100%味わおうと思ったらこれくらいの厚みが必要になる。

yuka2-1.JPG
ちょっと横道にそれますが、厚みって不思議なもので、
たとえばごく一般的な住宅に使っている12ミリの合板の上に0.2ミリくらいのうすーーーい本物の板をはってある、いわゆる複合フローリングと呼ばれているもの。
あれを使うと、見た目にも“厚み”を感じない。

下地はいわゆるコンパネという、いわばベニヤの貼り合わせ。
でも一番上には、もちろん本物を貼ってある。

貼ってしまえば、目に見えるのは本物の部分だけ。
物理的に考えれば、本物と同じはずなんだけど・・・・・
やっぱり厚みを感じられない。

これが本物の無垢を使うと・・・
感じるんですねーーー  厚みを

それに加え、素足で歩いてみると、無垢の床は足が心地良い。
何か足に優しいし、暖かい。

そうなんです。
杉に限らず、無垢の床は体にとっても優しい
だから弊社では、なるべく無垢を使いましょう、とお奨めするんです。



話を杉に戻すと、
その優しさが格別なんです。
杉の30ミリの床材は!!

冬も他の材料と比べても格段に暖かい。

たとえば、あなたが目隠しをしていろんな床材を手で触ってみたとしても
きっと杉は一発で分かります。
それくらい暖かくて、手に優しい。

良いですよーーー 


でも、そんな杉もやっぱり欠点はあります。
一番の欠点は柔らかいのでキズが非常につきやすいこと。
そして、赤いところと白いところがはっきりしているので、それが嫌いと言う人はだめ、ということ。
(これはお金が高く付いてもかまわなければ、解消はできますが(汗))



今回使ったのは美作杉。
人によっては、吉野の杉が良いとか言う人もいらっしゃいますが、
単価、ものなど全て考えれば美作杉もなかなかのもの。
いけますよーーー!!


この杉材にいつもの自然塗料を塗って仕上げると、本当に自然なつやがでてグッド(^_^)v
スリスリしたくなるような感触になります。

貼ってしまえば、痛まないようにすぐに養生。
次にお目にかかるのは完成間近な時期です。
その日までしばらくお待ちください。


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