●Y邸の床
Y邸ですが、外部はモルタルを塗ってまたまた色が変わりました。
しばらくこの状態で養生(何もせずおいておく)です。
大工さんも、外部仕事は終わったので、もっぱら中の仕事です。
ただいまの仕事、床張り。
貼っているのは杉の無垢材。
なかなか良いでしょ。
この杉の床材、厚みが30ミリもあるんですよ。
そんなに厚い床材が必要なの? って声が聞こえてきそうですね。
でもね、杉の場合はこれくらいの厚みがちょうど良い。
なぜかというと、
杉の柔らかい、とても足に優しい感触、
あれを100%味わおうと思ったらこれくらいの厚みが必要になる。
ちょっと横道にそれますが、厚みって不思議なもので、
たとえばごく一般的な住宅に使っている12ミリの合板の上に0.2ミリくらいのうすーーーい本物の板をはってある、いわゆる複合フローリングと呼ばれているもの。
あれを使うと、見た目にも“厚み”を感じない。
下地はいわゆるコンパネという、いわばベニヤの貼り合わせ。
でも一番上には、もちろん本物を貼ってある。
貼ってしまえば、目に見えるのは本物の部分だけ。
物理的に考えれば、本物と同じはずなんだけど・・・・・
やっぱり厚みを感じられない。
これが本物の無垢を使うと・・・
感じるんですねーーー 厚みを
それに加え、素足で歩いてみると、無垢の床は足が心地良い。
何か足に優しいし、暖かい。
そうなんです。
杉に限らず、無垢の床は体にとっても優しい
だから弊社では、なるべく無垢を使いましょう、とお奨めするんです。
話を杉に戻すと、
その優しさが格別なんです。
杉の30ミリの床材は!!
冬も他の材料と比べても格段に暖かい。
たとえば、あなたが目隠しをしていろんな床材を手で触ってみたとしても
きっと杉は一発で分かります。
それくらい暖かくて、手に優しい。
良いですよーーー
でも、そんな杉もやっぱり欠点はあります。
一番の欠点は柔らかいのでキズが非常につきやすいこと。
そして、赤いところと白いところがはっきりしているので、それが嫌いと言う人はだめ、ということ。
(これはお金が高く付いてもかまわなければ、解消はできますが(汗))
今回使ったのは美作杉。
人によっては、吉野の杉が良いとか言う人もいらっしゃいますが、
単価、ものなど全て考えれば美作杉もなかなかのもの。
いけますよーーー!!
この杉材にいつもの自然塗料を塗って仕上げると、本当に自然なつやがでてグッド(^_^)v
スリスリしたくなるような感触になります。
貼ってしまえば、痛まないようにすぐに養生。
次にお目にかかるのは完成間近な時期です。
その日までしばらくお待ちください。