●検査について考える
先日からこのブログで書かせて頂いたこと。
その中でJIOさんの検査のこと。
建て方が終わって、家として基本的な骨組みが終わった後の構造体検査
外壁材は付いていなくても、基本的に水は通してはいけない部分での防水下地検査
構造体検査は2時間たっぷりと。
防水検査も30分以上は検査した。
対して、行政での検査。
最近はなくなってきたが、構造体の時、5~10分
完了検査 同じく・・・・・・
JIOさんがのろまで、行政がしゃきっとしているからの時間差?
いえ、いえ! そうでないことは皆様もよく分かっておられるはず。
では一体何が違うのでしょう?
それは、一言で言ってしまえば、まさに「後々の責任」。
行政は見ようが見まいが、その建物に対しての責任はほとんどない。
あるとすれば、近隣から何か訴えがある場合、もしくはその地域全体のことくらいか!?
まあそれくらい無い、と私は思っている。
対してJIOなどのような保証機構の場合、こちらが任意で入っているから、というのもあるかもしれないが
行政とは真反対の対応だ。
具体的には10年間の瑕疵保障を請け合い、もし“事故”があった場合
ほとんど免責なしで、5000万円を限度としてお金が出る仕組みになっている。
これがまさに保障という形で現れる後々の責任。
いくら保険会社と組んでいて保障がでるからと言っても事故ばかりあったのではJIOさんも保たない。
だからこそ、検査員があれだけの時間をかけ検査し、もし瑕疵が見つかったら是正させ
再検査をする、という仕組みになっているのだろう。
(おかげさまで弊社は再検査は一度もありません。)
今回Y邸を検査してもらうに当たり、こんなことを考えました。
というのも今回も事故米の偽装!!
農水省は検査をしたと言うが、この有様。
しかも、自分たちに責任は無いと思う、という発言まで飛び出す有様。
ま、日頃から上記のようなことを感じ、見てている私からすれば
「当然、そういう対応になるわなー。」
と思わざるを得ない次第ですが・・・・・・
こんなことをある方にお話したら、
「えー、そうなんですか!? 最近は役所が検査するから安心だ、と聞いていたのに・・・」
驚かれていました。
「ついでにもう一ついいことを教えてあげますよ。」と私
「建築基準法で言う耐震基準、あれって最低の基準なんですよ。阪神大震災級の地震が来たら、建物は一応倒れませんが“く”の字状に曲がって使い物にならない、そんな写真を見られたことがあると思いますが、あれが建築基準法の耐震レベルなんですよ。要は人間が無事であればそれで良い。というのが肝心なんですね。」
「エーそうなんですか?役所に申請して(建築確認申請のこと)普通に建てたら大丈夫だって聞いたのに・・・・
そうなったらもう何を信じたら良いのか分かりませんね!?」
うーん・・・
一般の方からすると、そう信じているのは無理もないことかもしれませんね。
いずれにしても建築基準法は最低のレベル。
それ以上やるかどうかは、それぞれの会社の対応次第。
確かに、全てを最高にするのはナンセンスかもしれませんし、そこまで求めるかどうかは
お客様次第ですから。
追伸
いくらJIOさんのような保障会社に入っていても、検査さえ通してしまえばこっちのもの、と先ほどのように偽装したりごまかしたりということは絶えないそうです。
それってやっぱり会社、もしくはトップの姿勢なのでしょうか?