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2008年06月27日

●木材の産地、美作 中でも地松は

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国産材の時代がもうすぐやってくる。
食品と同じように、わざわざ海外のものを買わなくても日本の樹で家を建てる。
いいですねー!

ところで、私たちの住んでいるこの地方、全国でも有数の木材の産地だった、
てこと皆さん知っていました?

そうこの美作は全国でも有数の一大木材産地。
杉・桧・松と建築に必要なものは何でもそろうところ。

国産材でよく使う樹と言えば、杉?桧?
桧は日本の樹の代表選手みたいで有名。
杉は最近環境問題も絡んできてすごく注目されだしました。

あれ?何かたりない。
そう、美作地方には他の地域にはあまりない“地松”の製材工場があるところなのです。

以前ブログにも何度か書かせて頂きましたが、何を隠そう、私も地松の製材をしていました。
その当時この地域には7~8社の地松専門の製材工場があり、しのぎを削っていたものです。

現在、私はこうして建築やをやらせて頂いているし、数社の工場も廃業しました。
しかしご安心ください。
この地域には、まだまだ頑張ってくれている元気印の地松専門工場がまだ多くあります。

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ところで
「地松ってどこに使うんですか?」と時々聞かれます。
地松を使う場所、それは写真で言うと「職人さんが立っている樹」です。

杉や、桧が柱などの垂直方向に使うものならば、地松は水平方向に使うもの
“梁(はり)”とか“桁(けた)”とか聞かれた事があるかと思いますが
1階と2階の間に使うとか、2階の天井裏で頑張っていてくれているとか
そんなこととに使うものです。

地松は垂直方向に使うにはあまり向いていませんが、水平方向に使うことにより
杉の1.5倍の強さと言われる粘り腰で家を支えてくれます。

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そんな地松にも勿論欠点はあります。
一番の欠点は生材から乾燥していくと、その課程で“S字状に曲がる事”
この欠点には、私も当時よく泣かされたものですが、「乾燥させて使う」という考え方が定着したのと、乾燥技術が遙かに進歩したおかげで安心して使えるようになりました。

写真は、乾燥させるために倉庫に積み込まれた様子ですが、
こうして長い間置いておく事で十分に乾燥してくれるわけです。
(写真ではもちろん時間経過は分かりませんが・・・・)


今回のY邸にも勿論これを使います。
これらの写真は、その材料を確かめるために行った時に撮ったものですが、
昔なじみの先輩に「今回も特選品をたのんます。」で良いものをそろえてくれていました。

この地方で地松と言えばS製材所が有名ですが、弊社が使うのは、「太平製材所」さん。
地道にやっていますが、良い仕事してくれます。(^o^)v


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