●エコガラス、知ってますか?
先日からの断熱の話。 どうですか?
断熱、断熱と言っても壁や屋根だけすればいい訳じゃあありません。
建物の中で一番熱が逃げやすい場所。
それは窓なのです。
窓の性能?と言っても、なかなか分かりづらい部分がありました。
確かにR値ではないですが、いきなり数字を並べ立てられても分かりづらいですよね。

そこで国産の窓メーカーが提唱しているのが『エコガラス』なのです。
『エコガラス』とは
簡単に言うと、いままで断熱の項目で何度も言ってきた「次世代省エネ基準」
のレベルを満たすことができる高性能なガラスのこと。
もうチョット難しく言えば、複層ガラスの空気層側に熱放射を
遮断する特殊金属膜をコーティングしたガラスのことです。
その特徴は
夏は、照りつける日差しや屋外の熱気をカットし、室内を涼しく快適に保つ効果があります。(図上)
冬は、屋外の寒さを入れないうえ、室内の暖房熱を逃がさない効果があります。(図下)


つまりは断熱材と同じで、快適性、省エネ性がとても高いガラスの事なんです。
そんなことからメーカーでは、このガラスを使うことが『地球温暖化防止』に役立つものとして『エコ』に貢献できるガラス、すなわち『エコガラス』と名付けたのです。
エコガラスのホームページでは、このガラスを使うことで、どれだけCO2と冷暖房費を削減することが出来るかシミュレートするコーナーがあります。
それによりますと岡山県の場合
CO2削減 年間 462.9㎏ ブナの木に換算すると 43本分/年
冷暖房費削減 年間 55,126円 10年間で 551,260円 削減できる。
こういった結果になりました。
CO2もお金も、すごく削減できるんですね。w(゚o゚)w
でも待ってください。
サッシってガラスだけじゃなく、枠もありますよね。
そうなんです。どれも同じように見えるその枠がまた問題なんです。
下の図はサッシを断面的に切り取った様子です。
№1のサッシ、これが今まで常識的に使ってきた日本のサッシです。
全く断熱性能とは無縁のサッシ、断熱を語る時は論外です。
№2のサッシ、枠はアルミで、窓ガラスだけはかろうじてペアガラス(もちろんこの場合、エコガラスではありません。) これも枠の幅がペアガラスが入るように直してあるだけ。したがって、これも熱を伝えやすいアルミの枠を使っていると言う点で、断熱には無縁です。
断熱サッシと呼べるのは、№3以降の枠。良いことを言えば、№4以降のものを使うのがベターでしょう。
ただ「ペアガラスを使っているから大丈夫!」ではダメです。枠のことまできちんと考えて選びましょう。
次にガラスとサッシを総合的に考えてみます。
この表は、窓とサッシを組み合わせた場合の『熱貫流率』を表したものです。
断熱材はRで表すのが常識、と言いましたが、窓の場合この熱貫流率 K値で表すのが通常です。
本当にややこしくてスミマセン。m(_ _)m
熱貫流率とは、室内側と室外側の温度差を1℃とした時、窓ガラス1㎡あたりに対して、1時間の間にどれだけ熱が通過するかといった熱量のことをいいます。
うーん、よく分からないですね!
難しいことは抜きにして、ここで覚えて頂きたいのは、この熱貫流率の値が、低ければ低いほど、熱の移動を少なく抑えられる、イコール断熱性能が高いということです。

上の表ではチョット難しいので、誰でもがそのサッシの性能がすぐ分かるように、
協会では省エネ等級を☆で表すようになりました。
ミシュランみたいですね。
難しい事を言わなくても表を見れば一目瞭然!!
そして、実体験においても冬場は、
シングルガラスは「滝のように水が流れ」、 → ☆
ペアガラスでも「枠の部分がべちゃべちゃ」 → ☆☆
「エコガラス+高断熱サッシは、ほとんど結露知らず」 → ☆☆☆
ミシュランでは☆☆☆は値段が高くて手が出ませんが、住宅では先に述べたような効果がありますので、出来ればこれを選びたいですね。(^o^)v
コメント
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投稿者: Anonymous | 2010年07月25日 04:32