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2007年07月30日

●“選ばれた”倒壊建物

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中越沖地震から早半月が過ぎようとしていますが、30日時点で被災住宅の棟数が11000棟あまりにのぼっているようです。

日本建築構造技術者協会(JSCA)は7月19日、被災住宅のなかでも木造住宅について、被害状況のリポートを発表しました。以下倒壊原因を列記すると

・老朽化した住宅がダメージを受けた可能性が強い
・比較的荷重がかかる瓦屋根の住宅が多く倒壊している印象が強い
・土壁の昔ながらの住宅を中心に被害が多い
・降雪が少ない地域で、柱が比較的細い住宅がある
・砂丘の端や川だったところに建つ住宅に被害が集中しているようだ
・柏崎中心部の地盤は軟弱な沖積層の上に砂丘が薄く載っており、液状化が起こりやすい

なるほど、やっぱりか!?
と思っていると、さらに驚くべきリポートが・・・・
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「なぜこれほど被害状況が違うのだろうか」--
 今回の取材では、被災地を歩きながら何度もそう感じた。古い木造住宅ばかりが、まるで意図的に選ばれたかのように倒壊した一方、新しい建物にはヒビ一つ見当たらないことが少なくなかった。

 
新旧で耐震性が違うとはいえ、同じ地震に遭遇したのだ。新しい建物もある程度壊れていてもよいはずではないか。被害の差は理不尽なほどだ。 (日経ホームビルダー記事より)

こんな記事を見つけ、愕然としました。
原因は「共振現象」
簡単に説明すると、
物体には何にでも「固有の振動周期」というものがあって、地震の揺れの周期がそれと一致すると、破壊が加速度的に進むというもの。
今回の場合、何度も何度も揺らされて相当もろくなってきた建物にその「共振現象」が起き、写真のような無惨な姿になったと言う事らしいのですが・・・・


耐力要素の高い新しい建物は無事で、それをほとんどしなかった建物の多くが倒壊、
こんな事実を突きつけられると、構造の大切さ、耐震性能について、もう一度考えていかなければならない、と感じずにはいられません。


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