●壁断熱工事(E邸施工現場)
一般に断熱工事は、大工さんが“大工工事の片手間”にやるもので
そんなに重要視されていません。
しかしながら、断熱は、決して片手間でやるべきものではなく、実際にはほとんど存在しないのですが、
『断熱や』がいても不思議ではない程重要な工事なのです。
私は、断熱のこと、結露のこと、換気のことなどを勉強していく過程で
そのことを強く感じました。
プラスして、勉強して理論を知ったうえでやらないと、ともすれば「ただ単に入っていればいい。」「押し込んでおけばいい。」というような発想でしてしまい、結果一番怖い結露を起こしてしまうような結果になってしまう。
脅しではなく、そんな危険性もはらんでいるのが断熱なのです。
ですから、弊社の場合は、一番そのことが分かっている人間、
そう私自身が断熱工事を行います。
仮に大工さんに手伝ってもらう場合でも必ずチェックをするようにしています。
現場のことがよく分かっている人達にこのことを言うと
「よーやるな。かゆーてかなうまー(痒くてかなわないでしょう)
社長がそねーなこと、せんでもエーがな。」
と必ず言ってきます。
そう!GWなどの断熱材を入れる時には、本当に痒いのです。
でも、その大切さとお客様のことを思うと、その時には痒いのを忘れて
出来るし、なによりきちんとしないとダメなんです。
(家に帰ってから痒くて大変なのですが・・・・(笑))
さて、工事の話ですが、
写真を見て分かるとおり、今回壁断熱は『充填断熱』(じゅうてんだんねつ)
で行っています。
今回使用した断熱材は、『ウールブレス』と言って羊毛80%の『人と環境に優しい』
オーストラリア製の優れものです。
グラスウールなどに比べて単価的には相当するのですが、
人に優しい自然素材で長期安定性、リサイクル性など考え合わせると
価値のある断熱材の1つではないかと思います。
R値は100㎜で2.7。天井、床と併せて『次世代省エネ基準』を十分クリア出来ます。
断熱材を入れる事での注意点は
1.壁の中に、すきまやしわが出来ないよう注意して入れる。
1.内側の壁面に密着するように止めつける。
1.『透湿抵抗』を計算して、ベーパーバリアを設ける
簡単に言うとこういった事ですが、前述の通り、よく考えながら
注意深く、妥協しないでやることが肝心ですね。
詳しいことについては、前段で書いたように、理屈を伴うものですので
又の機会でお願いしたいと思います。
断熱の話になると、必ず上ってくる話題、
そう『外断熱か内断熱か』という話題ですが、
このことについても十分に勉強してきましたので、そのことについては
又の機会にお話をさせて頂きたいと思います。