●自然塗料からホルムアルデヒドが?
少し前、日経アーキテクチャーという業界向けの本の記事を読んでいたら
気になる記事がありました。
以下記事の内容です。
屋内用のいわゆる自然塗料が、もともと含んでいないホルムアルデヒドを放散することを東京都が確認し、4月24日に発表した。放散量が「F☆☆」(居室内で使える建材としては最も多くホルムアルデヒドを放散する製品の規格)の塗料と同等になったものもあった。都は試験結果を受けて、自然塗料といえども居室内で塗っている間と塗った直後は十分に換気するよう呼びかけている。
自然塗料とは、植物油など天然の素材を主原料とする塗料の通称だ。建築基準法によるシックハウス規制の対象ではなく、居室内で無制限に使える。シックハウス問題への関心が深い住宅設計・施工者や消費者の間で人気がある。乾燥中の化学変化でホルムアルデヒドが発生することは、塗料業界以外ではあまり知られていない。
都は2006年11月、自然塗料をアルミ板に塗り、7日間乾かしてからホルムアルデヒドの放散量を量る試験を実施した。試験対象の塗料は屋内用4種類、屋内外用2種類、屋外用1種類の計7種類だった。屋内用のうち3種類、屋内外用は2種類とも、「F☆☆」の塗料に相当する量のホルムアルデヒドを放散した。F☆☆の塗料は、居室内では床面積の30%以下の面積しか塗ることができない(居室の換気回数が一時間に0.5回の場合)。ほかの塗料2種類の放散量は、より少なく、「F☆☆☆」相当と「F☆☆☆☆」相当だった。
木材に塗った自然塗料がホルムアルデヒドを放散するペースを調べると、塗布の1日後が最も盛んだった。21日後にはほとんど放散しなくなった。
これが記事の全文なのですが、弊社でも今や『自然塗料』を使うことが
多いというか、ほとんどですので気になって、使っているメーカーに問い合わせをしました。
電話での答えは、こともなげに
「うちの場合大丈夫ですよ。実験結果もしっかりありますから。」
と言うことでしたので、早速それを送ってもらいました。
試験は、財団法人 化学物質評価研究機構で行った、とのことです。
以下、そのままを掲載すればよいのですが、転載は難しいらしいので
結果を申し上げますと
「どの場合においても、ホルムアルデヒドの放散は認められない。」
でした。
よく物を売り込んでくる時に、営業が言うこと
「うちの製品でしたら、御社の使っているものと同等で、しかも安いですよ。」
こんな事をよくいってくるのですが、
話をしていると、「何か怪しい。」という感じがするところが多い、のにはがっかりさせられます。
それとは逆に尋ねると、お上手は決してないけれども、すぐそのしっかりした根拠を出してくれる、
こんなメーカーは頼もしいですね。(^o^)v
建築以外の専門分野は、道が全く違いますので
幾ら勉強しても、こんな事は私達には分からない事ですから。
【塗料メーカー】
プラネットジャパン
http://www.planetjapan.co.jp/
【試験機関】
財団法人 化学物質評価研究機構
http://www.cerij.or.jp/ceri_jp/index.html