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2007年05月19日

●建前(E邸施工現場)

いよいよ建前です。
2x4住宅の場合は、ほとんどの場合ある程度壁や床を組んだ状態で持ってきますので
建て方を始めると、「あれよ、あれよ」という間に立ち上がっていきます。
これを見て「すごい!すごい!」と感じるか「あまり早く建つと物足りない。」
と見るかは人それぞれなのですが、「合理化工法」ならではの技ではないでしょうか。

順序としては
1.床への墨出し
先日組んでおいた床(2x4ではプラットフォームと言う)に墨をして、どの壁をどこに設置するのか解かり、正確に設置出来る段取りをする。

2.壁の設置
それぞれ予め作っておいた壁を墨に沿って正確に設置する。

3.設置した壁のレベル出し
順番に設置した壁は、前段階ではまだ荒組の状態です。全て設置できたところで、これらの壁の『垂直、水平』を出さねばなりません。
この時、大きな動きが無く時間が過ぎていくので、素人さんは、「今まですいすい進んでいたのに、なぜだろう。」と思われるようです。
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4.2階の床組(プラットフォーム造り)
水平、垂直がきちんと見れたところで、次は2階の床組に入ります。
これも予めある程度組んできているのでスピーディーに進みます。

5.2階の床張り→墨出し→2階壁の設置
床梁が全て設置され、止め付けが出来たところで、今度は床に、構造用合板を貼ります。
この辺のところは、1階の床張りと同じです。
この後は先ほど説明したのと同じ順序で進みます。

こうして下から下から順序よく組み上げて行くのも、この住宅の特徴です。
こうしていくことで『施工性が良くなる』ことと、何より床がきちんとあるので『安全性が確保』されます。
皆様は、時々建前なので綱渡りのように梁の上を歩いている姿を見かけると思いますが、アレが少なくて済むことと、万が一落ちたとしても、床がなければ一番下のコンクリートの部分まで落ちてしまう,
そんな重大な事故を防ぐことが出来ます。
人の安全が一番重んじられなければならない事ですから。
ちなみに弊社の場合、在来工法でやる時も同じ順序ですすめます。

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6.2階天井根太の設置→屋根梁、垂木設置
2階壁まで設置すると今度は、2階の天井根太を設置、屋根梁と共に『屋根梁、トラス併用方式』
で屋根の部分の強度を確保します。

このやり方も、この工法ならではのものですが、1本1本は小さいけれど、重ねることもしくは組み合わせる事で強度を確保するという考え方は独特です。

PS
この項も言い出すと幾らでも掘り下げなければならないし、間単に説明させて頂こうと思っても難しい。
いつもながら、書くことの難しさを痛感する今日この頃です。

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