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2007年05月11日

●コンクリート打設(E邸施工現場)

いよいよ基礎コンクリート打設です。

konku1.jpg

コンクリート打ちで確認しなければならないのは、
1.天候はどうか?
降水確率が高いときには、もちろん作業は中止しなければなりませんが、気温が0度を下回る時にも
作業を中止しなければなりません。
まずは天候の具合を把握することが始まりです。

2.決められた通りの生コンかどうか
ここですべてを説明することは大変難しいのですが、現場で最低限確認しなければならない事として、『呼び強度』と『スランプ』があります。
『呼び強度』とは、生コンの強さのこと。同じように見える生コンでも強度が違うんです。
『スランプ』とは、「練り水量」のことですが、ごくごく簡単に言うと、少ない水で練った方が、ねばくて強いコンクリートということです。
以前、現場に入る前にミキサー車に水をじゃぶじゃぶ入れた「ジャブコン」が問題になりましたが、そんなことは論外です。

3.バイブレーター作業
2の項で説明したとおり、生コンにはある程度の粘りがなくては強いコンクリートは出来ません。しかし、あまりにねばいと、生コンが隅々まで行きわたってくれません。
そこで『バイブレータ』を使って生コンに振動を与え流れを良くしてやらねばなりません。これにより、一時的に流動性が良くなり、生コンが行き渡ります。
この作業をおろそかにすると良いコンクリートは出来ません。

4.コンクリート押さえ
生コンを打設し、全てレベルを出し終えると一応の作業は終了です。
よくこれで全て終了してしまうのを見かけるのですが、生コンはこの後しっかり締め固めをしなければ本来の強度はでません。
このことをコンクリート押さえというのですが、きちんと押さえたコンクリートは乾いてからの色や見かけも全然違います。

konku2.jpg

5.養生
暑いときは、早く乾きすぎないように、またが逆に、寒いときはコンクリートが凍らないように、ブルーシートなどを掛けて覆います。これを養生といいます。
ある程度以上の気温になるときには、『散水養生』(花に水をやるように基礎に水をまく)、もしくは『冠水養生』(基礎をプールのようにする)も必要です。


配金に続き、ごく簡単に書いたつもりですが、これでも難しいですね。
すみません。m(_ _)m

でも、こんな事をきちんと一つ一つ積み重ねることが『施工品質』なんですね。

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