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2007年05月07日

●基礎配金(E邸施工現場)

基礎配金の様子です。
基礎の強度バランスが良くなること、防湿措置をきちんとすれば
床下が湿気にくくなることなどから、弊社では『ベタ基礎方式』を採用しております。

tekkin2.JPG

この時点でのチェックポイントは
解りやすく申しますと(入念に説明すると何十ページにもなりますから)
1.地盤の締め固めが入念にされているか?
基礎の下には『グリ石』今では砕石を敷きますが、それがランマー(締め固めする機械)などできちんと締め固めされているかどうかをチェック

2.防湿措置がきちんとされているか?
先ほどの砕石の上に防湿シートを敷くのですが、重ねしろを十分に(一般に150㎜以上)取っているか?これが出来ていないと防湿措置をしたことになりません。

3.捨てコンクリートをして墨出しをしているか?
これが結構素人の人には解りにくいかもしれませんが、基礎の外周部に薄くコンクリートを打設して、その上に改めて『墨出し』を行う。これをやることにより、より正確な墨出しができ、ひいては間違いのない仕事が出来ます。

4.鉄筋が決められたピッチ通り組まれているか?
写真の通り、鉄筋を4角に組むのですが、これを決めたピッチ(20㎝角ならそれで)できれいに組めているかどうか、これが見た目にもきれいでないと良い仕事とは言えません。

5.鉄筋の定着がきちんと取られているか。?
意外と出来ていないのがこれらしい。(弊社は当然気をつけています。└(^へ^)┘)
基礎の大きさは当然決まってませんが、鉄筋を基礎のハシからハシまで1本で通すことは不可能です。そのため、当然どこかで継がなくてはいけません。この「継ぎ手の長さ」を『定着』と言うのです。この定着の長さは『40d以上』となっているのですが、これを理解しているかどうかは、一度聞いてみれば解ります。

6.補強金は入っているか?
基礎配金の内でも立ち上がり部分は、理想的には全てつながっている方が良いのですが、後々の点検などの事を考えると、人が通れるだけのスペースは確保しなければなりません。これをよく『人通口』と言うのですが、そこの部分は当然弱くなるので、きちんとした補強をしなければなりません。
この他にも、弱くなる部分には必ず補強の鉄筋を入れる必要があります。

7.鉄筋を3本以上重ねていないか?
コンクリートを打設するときには、必ず『かぶり厚』を確保する必要があります。そのかぶり厚は、60㎜以上となっているのですが、鉄筋があまりに重なりすぎていると、それが不足してしまうおそれがあります。そのため、鉄筋を重ねて良いのは2本までなのです。

ここでは最低限これだけは、ということを書かせて頂きましたが、
その他にも色々とチェックしなければならないことがあります。


最近では、鉄筋のピッチと太さばかりを問題とする人も多いのですが、それを追うばかりにこういった基本的な事がおろそかになる事があるようです。
そんなことが無いようにするのも施工品質ではないでしょうか!?

出来てしまえば何の変わりもないけれども
家を支える大事な『礎(いしずえ)』ですから、きちんとした仕事が要求されます。
当然ですね。

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