●それぞれの道
先日書かせて頂きました通り、息子が帰省しました。
かと思ったら、今日もう徳島へ行ってしまいました。
嵐がやってきて、すぐに過ぎ去ってしまう、そんな感じですね。
先日書かせて頂きました通り、息子が帰省しました。
かと思ったら、今日もう徳島へ行ってしまいました。
嵐がやってきて、すぐに過ぎ去ってしまう、そんな感じですね。
建前が終わると「屋根仕舞い」をしなければなりません。
屋根仕舞いとは、間単に言ってしまえば、最終的に瓦を載せて雨が降っても大丈夫なようにすることなのですが、今回の場合はその前にやることがあります。
それは、屋根部分の「断熱工事」なのですが、今回の場合屋根を勾配なりに仕舞う(斜めの天井になること)関係上、『外張り断熱』としました。
外張り断熱の場合、当然建ってしまってから内側からするわけにはいきませんので、
屋根瓦を載せて仕舞うまでにやらねばなりません。
今回使用したのは「アキレスボードRZ屋根用」
というものです。
見て頂いて分かるとおり、足跡のマークが描いて
ありますが、これは万が一乗っても踏み抜く心配
がありませんよ、と言うことなのです。
しかし、「こんなものに乗って本当に大丈夫なのか?」
という話になり、結果「これを大丈夫だから、と採用
した人が一番に乗ってみるのが普通」という事に
なりました。
と言うことは私が・・・・・・(TOT)
地上数十メートルの屋根の上、本当に怖かったーーー
断熱材施工の注意点としては
1.隙間なく入れる
充填断熱であろうが、外張り断熱であろうが、基本は同じ事。隙間なく施工すること。
これが一番重要なことです。
今回は隙間をなくすために、断熱材自体にサネ(隙間をなくすために重なり合うようにする工夫)
がついているのですが、
それにプラスして、きちんと専用のテープで目張りすることも、この断熱方式の基本です。
☆充填断熱とは、よく言う「内断熱」のこと。本来なら、「内断熱」「外断熱」という言い方は木造住宅には当てはまりません。
正式には「充填断熱」「外張り断熱」というのが正しい言い方です。
乱暴な言い方をすれば、これを知っているかどうかで、断熱のことを理解しているかどうか、
一つの指標にになると思います。
2.通気層を設ける
充填断熱でもそうなのですが、特に外張り断熱の場合、ごく一部の例外を除いては、
必ず通気層(空気が流れる隙間)を取ってやることが基本です。
これをやらないと、断熱効果が低減するばかりか、結露の原因となります。
断熱材の上に「通気胴縁」を止めつけたところです。
長さ120㎜のとっても丈夫なビスを30㎝おきに止め
つけて行きます。
ともすれば、そんな長いビスはいらん、とか
そんな短いピッチで止めなくても・・・・と
なりがちなのですが、後でやり直しがきかない
ところだからこそ、決められた仕様通りに施工
します。
また、棟の部分(屋根の一番高い部分)は、施工の関係上
どうしても木を打たないといけないのです が、隙間が出来る
部分には「発泡ウレタン」を充填しています。
こういった事をきちんとやるのも『施工品質』です。
3.きちんと止めつける
外張り断熱の場合、断熱材という柔らかい(幾ら上がれると言っても)物の上に、通気するための木(一般に通気胴縁と言う)を止めつけるわけですから、それを止めつけるものは丈夫である、と言うことが基本となります。
なんで止めつけようと同じ、と言う人もいますが、きちんと実験結果など公表して自信を持って「外張り断熱専用」とうたっている物を使うことが大切だと思います。
ちなみに今回使用したのは「パネリード」というビスです。唯一欠点を上げるとすれば、とってもお値段が高いこと。(TOT)
アキレス断熱材 屋根用
http://www.achilles-dannetu.com/sotobari_kouzou.html
パネリード
http://www.e-jpf.co.jp/inside/a11.html
今日は、大学に行っている息子が突然帰省するというので
岡山まで迎えに行きました。
岡山にはお客様とはちょくちょく行くのですが、今回は、行く所が全然違いますので
せっかく駅前に行くのだから「美味いラーメン」も味わおう、ということになりました。

私は、テレビの連ドラという奴はどうも好きになれません。
答えは単純。
どうしてかというと、いちど見だすと、また見たくなるからです。
夜も仕事をしなければならない私達にとって、色々な連ドラを見る事
は当然出来ません。
でも、1週間に2回位はどうしても見てしまいます。
実は、今日その中の一つ「ホテリアー」という番組がありました。
内容はともかくとしても、私の「仕事の根っこ」が旅行やだけに
「お客様の笑顔のために」と言う部分については、本当に感動を覚えますし、
私達もかくあるべき、といつも思って仕事をしなければならないと思います。
私も今日はうれしい事があったのでご報告したいと思います。
実は本日、E邸の外壁を仕上げました。
外壁の色や、仕上げを選ぶ際に、実に多種多様な色の中から、
お客様に『これ』というものを選んで頂く作業は、お施主にとっても
毎回の事ながら大変難しい作業であると思います。
小さなサンプルをとるのですが、それでは到底無理。
色々と見て回って頂き、色々と話をしてやっと、『その一色』が決まっていく。
「自分の家に塗ってみたら一体どうなるのだろう?」
そんな不安の中、仕上げをする今日という日が来る。
「やってみてダメだったから、やっぱり別の色!」
残念ながら、という訳には行きません。
今回は、左官の鏝仕上げ、となるため、『塗りのパターン』でも表情が違ってきます。
朝、お施主様にご足労頂き、目の前で試し塗りをした後仕上げ作業にかかります。
夕方には終了。
お施主様が見に来られて、
「思った通りの色です。よかったーーー」
と満面の笑顔。
「よっしゃー!」と心の中でガッツポーズ。
ドラマではないですが、「こういう笑顔を見るために仕事をしているんだなー」
と改めて思います。
完成までもう間近。
「この笑顔のためにがんばるぞー」
ドラマと重ね合わせ、こんな文章を書く私です。
少し前、日経アーキテクチャーという業界向けの本の記事を読んでいたら
気になる記事がありました。
以下記事の内容です。
屋内用のいわゆる自然塗料が、もともと含んでいないホルムアルデヒドを放散することを東京都が確認し、4月24日に発表した。放散量が「F☆☆」(居室内で使える建材としては最も多くホルムアルデヒドを放散する製品の規格)の塗料と同等になったものもあった。都は試験結果を受けて、自然塗料といえども居室内で塗っている間と塗った直後は十分に換気するよう呼びかけている。
自然塗料とは、植物油など天然の素材を主原料とする塗料の通称だ。建築基準法によるシックハウス規制の対象ではなく、居室内で無制限に使える。シックハウス問題への関心が深い住宅設計・施工者や消費者の間で人気がある。乾燥中の化学変化でホルムアルデヒドが発生することは、塗料業界以外ではあまり知られていない。
都は2006年11月、自然塗料をアルミ板に塗り、7日間乾かしてからホルムアルデヒドの放散量を量る試験を実施した。試験対象の塗料は屋内用4種類、屋内外用2種類、屋外用1種類の計7種類だった。屋内用のうち3種類、屋内外用は2種類とも、「F☆☆」の塗料に相当する量のホルムアルデヒドを放散した。F☆☆の塗料は、居室内では床面積の30%以下の面積しか塗ることができない(居室の換気回数が一時間に0.5回の場合)。ほかの塗料2種類の放散量は、より少なく、「F☆☆☆」相当と「F☆☆☆☆」相当だった。
木材に塗った自然塗料がホルムアルデヒドを放散するペースを調べると、塗布の1日後が最も盛んだった。21日後にはほとんど放散しなくなった。
これが記事の全文なのですが、弊社でも今や『自然塗料』を使うことが
多いというか、ほとんどですので気になって、使っているメーカーに問い合わせをしました。
電話での答えは、こともなげに
「うちの場合大丈夫ですよ。実験結果もしっかりありますから。」
と言うことでしたので、早速それを送ってもらいました。
試験は、財団法人 化学物質評価研究機構で行った、とのことです。
以下、そのままを掲載すればよいのですが、転載は難しいらしいので
結果を申し上げますと
「どの場合においても、ホルムアルデヒドの放散は認められない。」
でした。
よく物を売り込んでくる時に、営業が言うこと
「うちの製品でしたら、御社の使っているものと同等で、しかも安いですよ。」
こんな事をよくいってくるのですが、
話をしていると、「何か怪しい。」という感じがするところが多い、のにはがっかりさせられます。
それとは逆に尋ねると、お上手は決してないけれども、すぐそのしっかりした根拠を出してくれる、
こんなメーカーは頼もしいですね。(^o^)v
建築以外の専門分野は、道が全く違いますので
幾ら勉強しても、こんな事は私達には分からない事ですから。
【塗料メーカー】
プラネットジャパン
http://www.planetjapan.co.jp/
【試験機関】
財団法人 化学物質評価研究機構
http://www.cerij.or.jp/ceri_jp/index.html
いよいよ建前です。
2x4住宅の場合は、ほとんどの場合ある程度壁や床を組んだ状態で持ってきますので
建て方を始めると、「あれよ、あれよ」という間に立ち上がっていきます。
これを見て「すごい!すごい!」と感じるか「あまり早く建つと物足りない。」
と見るかは人それぞれなのですが、「合理化工法」ならではの技ではないでしょうか。
順序としては
1.床への墨出し
先日組んでおいた床(2x4ではプラットフォームと言う)に墨をして、どの壁をどこに設置するのか解かり、正確に設置出来る段取りをする。
2.壁の設置
それぞれ予め作っておいた壁を墨に沿って正確に設置する。
3.設置した壁のレベル出し
順番に設置した壁は、前段階ではまだ荒組の状態です。全て設置できたところで、これらの壁の『垂直、水平』を出さねばなりません。
この時、大きな動きが無く時間が過ぎていくので、素人さんは、「今まですいすい進んでいたのに、なぜだろう。」と思われるようです。
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4.2階の床組(プラットフォーム造り)
水平、垂直がきちんと見れたところで、次は2階の床組に入ります。
これも予めある程度組んできているのでスピーディーに進みます。
5.2階の床張り→墨出し→2階壁の設置
床梁が全て設置され、止め付けが出来たところで、今度は床に、構造用合板を貼ります。
この辺のところは、1階の床張りと同じです。
この後は先ほど説明したのと同じ順序で進みます。
こうして下から下から順序よく組み上げて行くのも、この住宅の特徴です。
こうしていくことで『施工性が良くなる』ことと、何より床がきちんとあるので『安全性が確保』されます。
皆様は、時々建前なので綱渡りのように梁の上を歩いている姿を見かけると思いますが、アレが少なくて済むことと、万が一落ちたとしても、床がなければ一番下のコンクリートの部分まで落ちてしまう,
そんな重大な事故を防ぐことが出来ます。
人の安全が一番重んじられなければならない事ですから。
ちなみに弊社の場合、在来工法でやる時も同じ順序ですすめます。
6.2階天井根太の設置→屋根梁、垂木設置
2階壁まで設置すると今度は、2階の天井根太を設置、屋根梁と共に『屋根梁、トラス併用方式』
で屋根の部分の強度を確保します。
このやり方も、この工法ならではのものですが、1本1本は小さいけれど、重ねることもしくは組み合わせる事で強度を確保するという考え方は独特です。
先日、現場にいると,3年程前に建てさせて頂いたN様が遊びに来てくれました。
色々とお話をさせて頂いたのですが、
「それはそうと志水さん、家の樋から水がしたたるので変だと思ってよく見てみると、鳥が巣をしているみたいなんです。何とかなりませんか。」というお話。
「良いですよ。じゃあ長梯子を持ってお伺いしますよ。」と私。

でも後で考えてみると、N様には失礼ながら、本当に雨水が流れる樋の中に鳥が巣をするのだろうか?
と思いながら後日お伺いすると、あらびっくり!w(゚o゚)w
本当に樋の中、しかも樋の落とし口の一番水が集まる場所に鳥の巣があるではありませんか。
こんな事もあるんだー と思いつつ,作業は簡単に終了。
N様が「こんな事までたのんで本当に悪いな、と思ったんですが、志水さんだから言えるんですよね。」
と言われ、「いつでも言ってくださいよ。」と、何かほっとするというか、うれしいというか、
何か信頼されているのかな?という気がして、とってもハッピーです。(´v`)★∴∵
他の皆様も何かあったら遠慮無しに言ってください。
今でないとダメ!という事でしたらすぐに駆けつけます。
緊急でない場合は、少しお時間を下さい。
本当は面倒なことかもしれませんが、そんなことは平気。
これも建築やになったからこそ味わえる喜び、かなと思います。
床組の話の中で、「床の強度を上げるためにF☆☆☆☆の構造用合板を使用する」
と書かせて頂きました。
そのことについて少し書かせて頂きたいと思います。
阪神淡路大震災以来、住宅の強度に対する考え方が大きく変わりました。
特に在来木造住宅の場合、それまでの材1本1本の強度という考え方から
「壁の強度」や「床の強度」などの『面としての強度』を重んじるようになったのです。
皆様もご存じだろうと思いますが、「筋交い」が入っているとかいないとか、
そんな話は、そこの壁としての強度があるかないか、という話とイコールなのです。
『壁の強度』をとる、ということで考えてみれば、2x4住宅は、構造用合板を全面に貼るなど
元々そういう考え方で造っていたのです。
だから2x4住宅の事をあまり知らない人でも「あれは地震に強いらしい。」
ということだけは知っているのです。
今や、在来木造住宅も、それに習って面としての強度をだすために
構造用合板などの面材を貼る建物が増えてきているのも事実です。
実際、構造用合板を全面に貼って造った住宅は、地盤が丈夫だという大前提の元では、
阪神大震災級の地震でも大丈夫、ということが学者先生の間で言われているようです。
(もちろん壁の釣り合いがきちんととれているなど、設計上の不備が無いという条件の元)
今回の建物は「2x4工法」ですので、構造用合板は不可欠なのですが、
こういう考え方が当たり前になる以前に、家を建てていると「こんなコンパネだらけの家を建てて・・・・・」
と薄笑っていたプロの方もいましたが、その人も今では・・・・・
ただし、若干の問題もあるのです。
皆様は「シックハウス」のことはご存じと思いますが、そのことが問題なった時に
「建材」に含まれる「ホルムアルデヒドなどの有害物質」をなるべく含まないものを作り、基準を設けよう
ということになりました。
そしてその含有量を、解りやすくするためクラス分けをしたのです。
具体的には、☆が少ない方が含有量は多く、一番少ないものを、最高等級の☆☆☆☆としました。
そういうことから、☆が少ないものは面積制限(使う量が決められる)がかかり、☆☆☆☆は無制限に使えるという事が決められています。
この等級の制度は建材だけではなく、建築に関わる全てのものに当てはめられるのですが、
その辺の細かい話はまたということでお願いします。
そこで元の話に戻りますと、
「国の指針で無制限に使えるとなっているのだから、F☆☆☆☆を使ってさえいれば大丈夫。」という人やメーカーがありますが、そんな風に言ってしまえばそれまでですが、一応はほんの少しでも含んでいる、ということだけは忘れてはならない事であろうと思います。
そこで、弊社では、構造的に強くしなければならない部分は構造用合板などを使っていますが。
人の手に触れるところなどは極力、呼吸をしてくれて、ホルムアルデヒドなどを分解する作用
があるといわれている「自然素材」を使用しています。
この辺の問題になると『微妙』な部分もありますので、何とも言い難い所もあるのですが、
何を使うにしても必ず、『長所があり、短所もある』ということだけは理解していなければならないし、きちんとお客様に申し上げる事も大切なことだと思います。
本日日曜日は月の中日、ということで弊社が作っている
「お元気ですか!?」5月号を配るために、あちらこちらを廻って来ました。
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この月刊紙は、今まで弊社で建てさせ
て頂いたお客様向けに作っているの
ですが、
このことは、
「今まで弊社で建てて頂いたお客様の
ご恩を決して忘れない。」
ということと
このホームページの場で公開する、
もしくは郵送する、ということの方が
簡単なのですが
「あえて手配りすることで、お客様との
ご縁も繋げるし不具合があればすぐに
対処出来る」
そんなことから毎月作製しています。
そんな事を言えばとってもカッコイイの
ですが、実際には
建築やとして生きていくためには、
毎回毎回新しいお客様を追って
いなければなりません。
実際に、事業を経営するもの
とすれば、メシを食うためには
仕方がないことなのです。
しかし、それを追うばかりに、今までのお客様を“おざなり”にすることは絶対にしてはならない
事だと思います。
そこで自分自身のことを振り返って考えてみると、ついつい「目の前のハエを追うことばかり」に
一生懸命になっているのではないか、
そう思えて仕方ないのです。
そこで考えたのが、
月刊紙を作って毎月お客様の所を訪問することを自分自身に課そう。
そうすれば、今までの皆様にも喜んで頂けるし、何かあってもすぐに対処出来る。
また、ラブコールを送っている皆様にもお目にかかる事も出来る。
ついつい昔のことを、どこかに置き忘れてきた気がしてならない自分には
そんな方法が一番良い方法ではないか。
そんなことを考えてこれを毎月毎月作っています。
内容的には「そんなこと知っとるがな。」とか「しょーもない事ばっかり書いて・・・」
ということだろうと思いますが、少しでも皆様の“ためになる”事をと思って書いています。
これを作る事は決して自慢できるものでもないし、いつも「うーん」とうなりながら、これで良いのだろうか、といつも考えています。
ですから
「先月のあの記事読みましたよ。参考になりましたよ。」
なんて言われると、天にも昇る気持ちになれるのです。
そんな事に一喜一憂しながら
いづれにしても、『継続は力なり』で、やり続ける事が一番大切なことと思ってやっています。
このことをこの場でお披露目するのも、実は自分自身に「この気持ちを忘れるな!」という戒め半分
で書いているのですが、
今の自分の『礎(いしづえ)』になっている部分を、こうやって反復しながら
この後も建築やとして生きて行かなければいけないなと思う今日このごろです。
建前に先立って床を造ります。
今回は、「2x4工法」ですので、これが必要条件です。
基礎は、細心の注意を持って施工していますが、どうしても多少はレベル(高い、低い)が違います。
そこで、予めレベルを取っておいて、それにあわせて基礎パッキンを敷き込みます。
ちなみに、基礎パッキンというのは、基礎と土台の間に敷くもので、床下の通気を非常にスムーズにしてくれる優れものです。
土台を一通り敷き終わると、もう一度レベルを取ります。
こうやって何度も確認しながらやることで、施工精度が高まります。
土台を敷き終え、アンカーボルト(基礎と土台をつなぐボルト)を締め終えると
今度は、大引き(土台と土台をつなぐ木材)を設置します。
弊社の場合は、通常より小さい間隔で設置します。
これで何を上に置いても安心です。
実はこのやり方は、2x4工法でも、在来工法でも同じやり方をしています。
家を支える重要なところですからね。
全てやり終えると、今度は断熱材の設置および、床張りです。
これで床組が一通り完成です。
素人目には、できあがりが同じように見えても、一つ一つの施工品質を上げていくことで
後々の仕上がりや、快適性にも差が出てきます。
いよいよ基礎コンクリート打設です。
コンクリート打ちで確認しなければならないのは、
1.天候はどうか?
降水確率が高いときには、もちろん作業は中止しなければなりませんが、気温が0度を下回る時にも
作業を中止しなければなりません。
まずは天候の具合を把握することが始まりです。
2.決められた通りの生コンかどうか
ここですべてを説明することは大変難しいのですが、現場で最低限確認しなければならない事として、『呼び強度』と『スランプ』があります。
『呼び強度』とは、生コンの強さのこと。同じように見える生コンでも強度が違うんです。
『スランプ』とは、「練り水量」のことですが、ごくごく簡単に言うと、少ない水で練った方が、ねばくて強いコンクリートということです。
以前、現場に入る前にミキサー車に水をじゃぶじゃぶ入れた「ジャブコン」が問題になりましたが、そんなことは論外です。
3.バイブレーター作業
2の項で説明したとおり、生コンにはある程度の粘りがなくては強いコンクリートは出来ません。しかし、あまりにねばいと、生コンが隅々まで行きわたってくれません。
そこで『バイブレータ』を使って生コンに振動を与え流れを良くしてやらねばなりません。これにより、一時的に流動性が良くなり、生コンが行き渡ります。
この作業をおろそかにすると良いコンクリートは出来ません。
4.コンクリート押さえ
生コンを打設し、全てレベルを出し終えると一応の作業は終了です。
よくこれで全て終了してしまうのを見かけるのですが、生コンはこの後しっかり締め固めをしなければ本来の強度はでません。
このことをコンクリート押さえというのですが、きちんと押さえたコンクリートは乾いてからの色や見かけも全然違います。
5.養生
暑いときは、早く乾きすぎないように、またが逆に、寒いときはコンクリートが凍らないように、ブルーシートなどを掛けて覆います。これを養生といいます。
ある程度以上の気温になるときには、『散水養生』(花に水をやるように基礎に水をまく)、もしくは『冠水養生』(基礎をプールのようにする)も必要です。
配金に続き、ごく簡単に書いたつもりですが、これでも難しいですね。
すみません。m(_ _)m
でも、こんな事をきちんと一つ一つ積み重ねることが『施工品質』なんですね。
昨日JIOさんの主任検査官の方が来られました。
保証範囲の事などで改めて聞いておきたいことがあったので
県北に来たついでに寄って頂いたのです。
保証範囲についての話は、JIOさんの規定があるので
「こういう場合はこうです。」と簡単に話が終わったのですが、
他の話を次から次へと持ちかける私達・・・・・・
JIOの検査員の皆様は、当然多くの会社を回って色々な事例を見られているわけで
良きも悪きも知っている。
彼らが他社の話をぺらぺらと話すわけでは絶対にないのですが、
話をしていると『何らかのニュアンス』というか『臭い』というか
そんなものが感じられる事がある。
そんなことを聞きたくて、ついつい色々な話をしてしまうのです。
相手にしてみれば、長い時間相手にさせられるのだからいい迷惑かもしれませんが、
こちらとしては、他社の悪口を聞きたいのではなく、参考になることが一つでも
ないだろうか、と一生懸命に話をする。
相手の方も紳士的に、当たり障りのない所で話をしてくれるのですが、
こちらがあまりに突っ込んで聞いてくるので
「社長、あんまり入れ込まない方がいいですよ。」と発言。
さすがに「うっ!」ときて
「そうですね。あまり突っ込んで聞いてもね。失礼しました。」
と私。
それでその時の話は大体終わってしまったのですが、
やっぱり思うんです。
私達は、お客様の『家を建てるという一生に一度の大勝負』のパートナー
として多くの中から選ばれて仕事をしているのです。
冷静であることはもちろん大事である、
そんなことは解っているんです。
でも、お客様も一生懸命なら、私達もそうでないと失礼ではないか、
そんな気もするのです。
だから良いものをするために『入れ込む』事も必要ではないか
そう思うのです。
私の建築やになった“いきさつ”がそうだから、かもしれません。
相手の方を決して悪く言ったり、けなしているのではありません。
きっと
「家を建てるに当たり、冷静で、賢くあってくださいよ。」
というアドバイスなのだと思います。
でも、やっぱり私は、お客様の色々な『想い』を受け止めて、
『家を造る』ということに熱くありたいな、
そう思います。
基礎配金の様子です。
基礎の強度バランスが良くなること、防湿措置をきちんとすれば
床下が湿気にくくなることなどから、弊社では『ベタ基礎方式』を採用しております。
この時点でのチェックポイントは
解りやすく申しますと(入念に説明すると何十ページにもなりますから)
1.地盤の締め固めが入念にされているか?
基礎の下には『グリ石』今では砕石を敷きますが、それがランマー(締め固めする機械)などできちんと締め固めされているかどうかをチェック
2.防湿措置がきちんとされているか?
先ほどの砕石の上に防湿シートを敷くのですが、重ねしろを十分に(一般に150㎜以上)取っているか?これが出来ていないと防湿措置をしたことになりません。
3.捨てコンクリートをして墨出しをしているか?
これが結構素人の人には解りにくいかもしれませんが、基礎の外周部に薄くコンクリートを打設して、その上に改めて『墨出し』を行う。これをやることにより、より正確な墨出しができ、ひいては間違いのない仕事が出来ます。
4.鉄筋が決められたピッチ通り組まれているか?
写真の通り、鉄筋を4角に組むのですが、これを決めたピッチ(20㎝角ならそれで)できれいに組めているかどうか、これが見た目にもきれいでないと良い仕事とは言えません。
5.鉄筋の定着がきちんと取られているか。?
意外と出来ていないのがこれらしい。(弊社は当然気をつけています。└(^へ^)┘)
基礎の大きさは当然決まってませんが、鉄筋を基礎のハシからハシまで1本で通すことは不可能です。そのため、当然どこかで継がなくてはいけません。この「継ぎ手の長さ」を『定着』と言うのです。この定着の長さは『40d以上』となっているのですが、これを理解しているかどうかは、一度聞いてみれば解ります。
6.補強金は入っているか?
基礎配金の内でも立ち上がり部分は、理想的には全てつながっている方が良いのですが、後々の点検などの事を考えると、人が通れるだけのスペースは確保しなければなりません。これをよく『人通口』と言うのですが、そこの部分は当然弱くなるので、きちんとした補強をしなければなりません。
この他にも、弱くなる部分には必ず補強の鉄筋を入れる必要があります。
7.鉄筋を3本以上重ねていないか?
コンクリートを打設するときには、必ず『かぶり厚』を確保する必要があります。そのかぶり厚は、60㎜以上となっているのですが、鉄筋があまりに重なりすぎていると、それが不足してしまうおそれがあります。そのため、鉄筋を重ねて良いのは2本までなのです。
ここでは最低限これだけは、ということを書かせて頂きましたが、
その他にも色々とチェックしなければならないことがあります。
最近では、鉄筋のピッチと太さばかりを問題とする人も多いのですが、それを追うばかりにこういった基本的な事がおろそかになる事があるようです。
そんなことが無いようにするのも施工品質ではないでしょうか!?
出来てしまえば何の変わりもないけれども
家を支える大事な『礎(いしずえ)』ですから、きちんとした仕事が要求されます。
当然ですね。
5日(土)は昼からY様と打ち合わせ。
がんばって描いた図面も完璧とはいかないのですが
打ち合わせ用としては十分にできあがりました。
がんばった甲斐がありました。(^o^)v
「Yさんも小さいお子さんがいらっしゃる。今日は子どもの日だから早めに切り上げて、失礼しよう。」
そう思ってお邪魔したのですが、結局1時に行って帰りは4時半頃。
「良いんですよ。」という言葉に甘えて長居させて頂き、Yさん申し訳ありませんでした。m(_ _)m
話題の中心は先日ショールームに行った物の見積金額。
いつも思うのですが、
キッチンやお風呂ってなんであんなに高いのでしょうか?
もちろん、今の段階では夢も含めて理想型で選んだし、
あの金額が実際に差し上げるものではないのですが、
それにしても、それにしても・・・・・・
まだまだ決定ではないので、見積もりも他にも色々と取って
しっかり考えて行きましょう。
また、解らなければ岡山にも行きましょう。
今度は昼ご飯は「塩ラーメン」であっさりでも良いですね。
住設の他にも、選ぶ作業、削る作業がいよいよ本格的に始まります。
先日も申し上げましたように
私達は、お客様が選びやすい様、また納得しやすい様、考えていかねばなりません。
色々な経験を元に、可能な限りアドバイスをさせて頂きますから、
良いところ悪いところ、必要かそうでないか等々をきちんと見つめて、
時には話が脱線しながら、楽しく話を進めて行きましょう。
分からないことは「分かりませんから、調べてきます。」とハッキリ言わせて頂きます。
(解らないことだらけだったら困りますが・・・・・。(-。-;)
Y様も解らないところは遠慮なく聞いてください
一生に一度の家創り、楽しみましょう。
先日「カメラを忘れたのでご報告が後になります。」と言っていた事ですが、カメラがやっと届きました。
関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。 m(_ _)m
さて内容ですが、
先月の29日(日)に、大阪の『池田住宅建築』様が開催される、お施主様向けの見学会に工務店として勉強に行かせて頂いた、と言うことなんです。
その名も「基礎・構造・白アリ対策が同時に見れるバス見学会」
宝塚駅に13時集合。8組ほどのお客様が集合してバスに乗って現場へ。
8組というと少ないように思われがちですが、「ご説明、ご案内するにはちょうど良いくらいの人数」
と池田社長。 確かに多すぎると、訳が分からなくなりますものね。納得
現場は、基礎をしている現場と、ちょうど建ち上がったばかりの現場と50mも離れていない、現場見学会をするにはうってつけの好条件。
まずは基礎の現場へ。
なるほど、自信を持って案内されるだけのことはある立派な基礎配金です。
思わす「うーん。」とうなってしまう。
後でこっそり話を伺うと、池田さんの所はかなりの坪単価があるらしい。
本当は言ってはいけないのかもしれませんが、「それだけのの単価があればなー」と思わずため息。
続いて、家本体の構造見学会へ。
池田さんは、「外張り断熱」プラス「地熱住宅」を手がけていらっしゃっていて、各所に普段では見ないような「しかけ」が見られました。シロアリ対策でも、特殊な炭を床下全体に塗るなど万全を期している様子がよく分かりました。
先ほどの話ではないですが、単価のことは別にして、お客様のことを考え、きちんとした考え方できちんとした施工されている、というのがとてもよく分かる現場の様子には感心させられました。(☆。☆)
この見学会の後、一般の皆様は、講習会へと向かわれたのですが、私達は「地熱住宅」のモデルハウスへ。
その場で、地熱住宅のシステムを見せて頂き、考え方や要領を伺いました。
気がつくと、日がとっぷりと暮れかかり、慌てておいとまするほど色々な話をさせて頂き、本当に充実した1日となりました。
地熱住宅につきましては、少々長くなりそうですので、またの機会にふれさせて頂きたいと思いますが、私達は普段業者として、他の工務店の見学会、ましてや構造の見学会などに参加させて頂くことなど皆無なのでとても良い勉強になりましたし、参考にもなりました。
池田様やエコ住宅研究会の小谷様には大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。 m(._.)m m(._.)m
今回も、勉強することの大切さを学んだ1日でした。
建築とは直接関係はないのですが、家を建てる前に必ずと言ってよいほどやるのが『地鎮祭』です。
「地鎮祭」は工事に先立ち、土地の神を祝って敷地を清め、工事中の安全と建築物が何事もなく永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。
地鎮祭では、四方に斎竹(イミダケ)を立てて、しめ縄をめぐらし御幣を下げます。
真ん中に祭壇を作り、「海のもの」「山のもの」「里のもの」などをお供えします。
多少の費用はかかりますが、これをやることにより、お施主様は「これから家を建てるんだ。」という実感がわき、私達業者は「しっかりやらなければ。」という想いに駆られます。
迷信と言ってしまえばそれまでですが、地の神様に「これから建てさせて頂きますが、よろしくお願いします。」というような、人は自然と共にあるのだから、それらに敬意を払い感謝する心、そんな美しい日本の風習も大切にしたいですね。
今まで「なんで建築やをしているのか」とか「どういった家造りをしたいのか」といった事を書かせて頂きましたが、幾ら良いことを書いても実際の施工が全くダメでは話になりません。
そこで実際の施工現場をご紹介したいと思いますが、今現在をライブでやると分かりにくい面があるかと思いますので、少し過去にさかのぼって書いていきたいと思います。
弊社は、木造在来住宅ももちろんやりますが、E邸は、2x4という建て方で建てています。
2x4住宅は、弊社が材木やから工務店へ転身する際に、今までのお得意様である工務店に遠慮もあって採用した工法ですが、これも合理的かつ地震などに強い工法として認められるべき工法であると思っております。(実際、このところ剛床工法など、元々2x4のものを在来l工法でも取り入れている。)
もちろん作り込むと言う点においてはどの工法でも同じ事ですから。
さて実際の施工ですが
まずは一番最初にやらなければならないのは『地盤調査』です。
これによりどのような地盤なのか、強いか弱いかを第3者の専門家の目で判定します。
ここでの調査方法は『スエーデン式サウンディング方式』です。
調査会社はJIO(日本住宅保証検査機構)で、この調査結果に基づいた報告書の指示以上の基礎を施工すれば、地盤保証をしてくれます。
地盤のことは、不動産やではなく、最終的に工務店の責任になりますので、こういった事は、小さな工務店だからこそ心がけたい事です。
なお、JIOさんはこの後も「基礎配筋検査」「構造体検査」「外装下地検査」「完成検査」と計4回検査をし、地盤保証と併せて住宅の総合的な保証をします。
こういった第3者による検査が必要な時代になりましたね。